ケンヤ・ミサキのプログラミング日記

Ruby, Pythonなどのプログラミング日記です

プログラム初学者の方へのメッセージ

 

前提

どうやったらプログラマーになれるの?

僕自身は、大学でWeb制作とJavaの講義を受けており、基礎的なITの知識はあったのですが、とはいえ、当時、HTML5以前の時代で、CSSという概念自体がなかったので、ページの装飾などもhtmlコードのみで行うなど、今とはかなり違っていました。

その後、Web制作の依頼をフリーランスで受けたこともあるのですが、結局、CSSJavaScriptHTML5の文法などは、独学で学び直した感じです。

Rubyはその後TechCampというスクールで1年をかけて勉強しました

現在、Googleがampのような規格を発表しており、5G後の本格的なVRコンテンツ制作の時代に向けて、Webブラウザの仕様も変わってくると思うのですが、結局、プログラムの仕様(文法や仕組み)というのは、通信規格(4Gや5Gのこと; 10年おきに変わっており現在は6Gが企画段階)やバイスの進化に応じて変わってくるところがあるので、プログラミング技術は、時々刻々進歩することが避けられない運命にあります。

なので、基礎知識は、学校などで一定程度勉強する必要があるのですが、あとは、時代の流れに乗り遅れないように、各自が独学で勉強をしていく、というのがプログラマーの基本じゃないかと思っています。

WordPress後のWeb制作

今現在、ウェブ上のコーポレートサイトは、ほとんどがWordPress等のCMS(Contents Management System)を利用して作られており、デザインへのこだわりがなければ、GUIのみで短期間でサイトを制作することができます

こういった状況下で、Webデザイナーに求められるスキルは、

  1. 独自性とデザイン性の高いコンテンツを作成することができるスキル
  2. Google Searchなどのサーチエンジンにヒットしやすいコンテンツを制作するスキル(SEO; Search Engine Optimization)

じゃないかと思っています。もちろん、WordPressには、SEOに強いテーマや、SEO用のpluginも用意されており、ある程度わかりやすいインターフェースでSEO対策などをすることもできるのですが、やはり、Google Search等のサーチエンジンの原理原則を抑えておくことが大事で、それが、ChatGPT後のウェブ制作にも生きてくるのではないかと思っています。

デザインについては、WordPressで言うなら、単にテーマだけではなく、写真や動画コンテンツ、将来的にはVRの普及に伴い、3Dアイコンなどの作成技術を身につけていくことが必須になってきます。

なので、特に、チームでの分業をしていかないフリーランスWebデザイナーの方は、こういった関連技術を幅広く身につけていく必要があります。

スクラム開発とリーンスタートアップ

フリーランスで仕事をするとき、新しいIT事業をスタートアップするとき、気をつけなければならないことは、一定のクオリティーの商品を出すために、必要以上の時間とコストをかけすぎないように配慮することです。

もともと、IT事業は、チームでやる、あるいは、利害関係者と調整しながらやる、というのが基本ではあるのですが、もし、開発チームがユーザーや営業担当の意見を聞かずに、完成版まで開発を進めてしまい、完成後、得られた製品が、ユーザーの求めるスペックと違うものだった、と言うことになると、それまでの開発に要した時間と費用が完全に無駄になってしまいます。

これは、スタートアップやフリーランスの人たちを大きく躓かせ、大失敗に導いてしまう原因になります。

なので、今、IT事業の分野では、スクラム開発リーンスタートアップという概念が広く採用されており、要は、「必要最低限の製品を作って顧客や営業担当の意見を聞く」というステップを、2週間程度の短期間で実施する、ということになっています。

そして、「必要最低限の製品」を、MVP(Minimum Valuable Product; 実用最低限の製品)と呼称し、開発初期段階から顧客との打ち合わせを行なって、MVPの仕様を決め、それに沿って、短い期間(Sprint)で開発を実行し、MVPの完成後に再度、顧客の意見を聞く、、というのを繰り返すのが良いと言われています。

スクラム開発(「アジャイル」とも言います)については、非常に奥が深くここには書ききれませんが、フリーランスで働くことを考えている人や起業を目指している人は、例えば、以下のようなYouTube動画を参考にすると、働き方の基本的なアイディアがわかるかもしれません(いずれも欧米発の良書の解説動画です)。

 

www.youtube.com

youtu.be